格安SIMのメリット・デメリット!そして選ぶときのポイントも解説

iPhoneの購入、買い替えを機に今のキャリアから、月々の利用料金が安いとされる格安SIMに乗り換えを検討している方は多いようです。ただ、いざ考えてみると、格安SIMには料金の安さのほかにメリットはあるのか、反対にデメリットはないのか気になる方もいると思います。そこで、この記事では格安SIMのメリットとデメリット、そして格安SIM選びのポイントを解説します。

格安SIMの4つのメリット

「格安SIM=利用料金が安い」というイメージばかりが先行していますが、実は、そのほかにもいろいろなメリットがあります。では、まずは格安SIMならではのメリットから見てみましょう。

月々の利用料金が安い

格安SIMは「格安」とあるように、どこの通信事業者も利用料金を安く設定しています。これはキャリアから通信回線を借りたり、サービス内容を絞ったりして経費を削減しているためです。

例えば、ドコモ「ギガライトプラン」は3GBまで4,565円(税別)なのに対して、UQ-mobile「くりこしプランS」は3GBまで高速で使えて1,628円(税込)、と3,000円弱もお得になります。

料金プランがシンプル

多様なニーズに応えるためではありますが、キャリアは料金プランが豊富で複雑になりがちです。一方、格安SIMは「安さ」に特化してサービスが簡素化されているので料金プランはシンプル。

基本的にはSIMの種類を「音声通話対応」か「データ専用(電話は使えないが、LINEのような通話アプリは利用可能)」のどちらか選択して、利用したいデータ容量を決めればいいだけです。

通信・通話品質が高い

格安SIMが登場したばかりの頃は、「安いけど、通信品質が悪い……」と酷評されてきました。しかし、最近ではずいぶんと改善され、普段使いで品質の悪さを感じることはないでしょう。

むしろ、格安SIMはキャリアの回線を借りて運営されているので、品質的には十分高いはず。もちろん、キャリアと比べると多少遅く感じることはあるかもしれませんが、その程度なのです。

独自のサービスが豊富

先ほど、格安SIMは料金プランがシンプルと紹介しましたが、サービスが薄っぺらいわけではありません。最近ではさまざまな独自のサービスを展開している通信事業者も多くあるのです。

例えば、LINEMOはLINEアプリの通話・トークではデータ容量が消費されませんし、U-mobileは一部プランに「U-NEXTポイント」が毎月プレゼントされて、最新映画をお得に視聴できます。

格安SIMの5つのデメリット

格安SIMは「安さ」だけが魅力ではなく、さまざまなメリットがありました。では、反対にデメリットに目を向けるとどうなのか。そして、そのデメリットは何か対策できるのでしょうか。

キャリアより通話料が高くなりがち

基本的に格安SIMは「かけ放題」ではありません。例えば、Y!mobilでは「22円(税込)/30秒」の通話料がかかります。電話を頻繁にかけると、キャリアよりも利用料金が高くなるわけです。

ただ、Y!mobilを含め、格安SIMもオプションで「かけ放題」をつけられるものがあります。また、LINEのような通話アプリを活用すれば、かけ放題ではなくとも料金を抑えることは可能です。

キャリアよりサポート体制が不十分

格安SIMの多くは実店舗をもたず、あくまでもサイトでの問い合わせや、手続きを基本としています。つまり、キャリアと比べて、格安SIMはどうしてもサポートが不十分になりやすいのです。

しかし、言い方を変えると、サイトから場所や時間にとらわれず問い合わせや手続きができるということ。最近はどこも回答時間が早くなっているので、不便とまでは感じないでしょう。

販売されている端末の種類が少ない

格安SIMはあくまで格安で通信プランを提供する通信事業者のため、キャリアと比較して、販売されている端末の種類は限られています。格安SIMだと欲しい端末の取り扱いがないことも……。

ただ、最近の格安SIMは販売端末の種類が少ないだけで、最新機種はおよそ対応しています。端末とセットで契約しなくても、ほかでSIMフリー端末を用意すれば好きな端末を使えるわけです。

クレジットカード決済の場合が多い

キャリアは口座振替や請求書払いなどさまざまな支払方法に対応しています。一方で、格安SIMのなかにはクレジットカード払いのみところもあり、カードが作れない方にとっては不便です。

ただ、Y!mobileやBIGLOBEモバイルなど口座振替に対応しているところ、楽天モバイルやmineoなどデビットカード払いに対応しているところもあるので、それらを選べば問題ないでしょう。

キャリアメールは提供されていない

基本的に格安SIMではキャリアメールは提供されていません。また、キャリアから乗り換えると、キャリアとの契約は切れるのでそのままだとこれまでのキャリアメールも使えなくなります。

ただ、Yahoo!メールやGmeilなどの無料メールがありますし、最近ではキャリアから乗り換えした後もキャリアメールが使えるサービスが登場したので、それほど心配しなくても大丈夫です。

格安SIM選びの2つのポイント

格安SIMのデメリットも理解した上で、これから前向きに検討するとして、最後に悩むのは何を基準に選べばいいのか。「安い」のは当たり前として、そのほかどこを見ればいいのでしょうか。

利用できる回線の種類

ひとつは、利用できる回線の種類。前述の通り、格安SIMはキャリアから回線の一部を借りて運営しています。当然、その格安SIMの通信環境は、キャリア側の通信環境に依存するわけです。

そのため、格安SIMを選ぶときには、回線が自宅や職場など生活圏をカバーしているのか調べるのがいいでしょう。「地域 格安SIM名」と範囲を限定して、口コミを調べるのもおすすめです。

各社の強みを把握する

そして、各社の強みを把握する、ことも大切です。格安SIMは国内だけで10種類以上あり、それぞれの格安SIMがキャリアはもちろん、ほかの格安SIMとは異なるサービスを提供しています。

データプランが細かいものもあれば、電気やネットなどほかのサービスと組み合わせるとお得になるものなど。各社の強みを把握すれば、それだけぴったりな1社を見つけやすくなるのです。

まとめ

今回は、格安SIMのメリット・デメリットと、選ぶときのポイントについてまとめてきました。

格安SIMは「安さ」だけでなく、料金プランがシンプルであったり、独自のサービスが充実していたり、とキャリアにはないメリット、各社の特色があって乗り換える価値は十分にあります。

もちろん、格安だけにサポートが不十分になりがちであったり、キャリアメールが提供されていなかったり、とデメリットもありますが、それらもちょっとしたことで解消できるものです。

格安SIMも候補に加えてみて、条件に合うものがあればぜひ、前向きに検討してみてください。